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iPhoneのテキスト入力

提供: VOA

[ご注意とお願い] 日本語入力用テンキーに関する記述が不完全です。不足している情報を追記していただくか、管理人までお知らせいただけますと幸いです。

目次

入力操作

入力は、画面上に表示されるソフトウェア・キーボードを用いて行う。基本的な操作は、以下のいずれかである。

  • 入力したいキーをタップまたは左右方向へのフリックで見つけて、その後画面上の任意の位置をダブルタップする
  • または入力したいキーに触れている間に、別の指で画面上の任意の場所に触れる

キー配列

まずは英語キーボードについてキー配列に関する事項を説明する。4段のキーがあり、下から2~4段目にアルファベットが配置されている。アルファベットの配列は、一般的なQWERTYキーボードと同じ。数字キ、希望類は配置されていない。

下から2段目の右端、Mの右に削除キーがある。また、この段の左端、Zの左にシフトキーがある。

最下段は、場合によって配置されるキーが異なるが、ほとんどの場合、左端にはアルファベット以外の記号を入力する際にキーボードを切り替えるためのキーがある。その右には「次のキーボード」 (英語モードでは「next keyboard」) というキーがある。このキーは、英語入力のためのキーボードと日本語入力のためのキーボードを切り替えるために用いる。

この段の右端のキーは、場合によって違う役割を割り当てられ、つけられるラベルも異なっている。メールなどの文章入力中は「改行」というラベルがつけられ、改行のために使うキーになる。それ以外の場合には、「Go」、「Done」、「Next」などのラベルがつけられ、入力を終了させる際に押されることを意図したキーになることが多いようである。

「次のキーボード」と「改行」 (その他) のキーの間に表示されるキーも、状況に応じて異なる。文章入力中には単にスペースキーが表示される。他の例としては、Safariでアドレスを入力する欄ではスペースキーは表示されず、左から順に、「.」、「/」、「.com」の三つのキーが配置される。また、メール送信時のアドレス入力の場合、左から順にスペースキー、「@」、「.」が配置される。

シフトキーの使用

シフトキーを一度押すと、次に入力するアルファベットが大文字になる。シフトキーを押した後にシフトキーをタップすると、「シフト、選択されました」と発声するので、シフトキーが押されていることが分かる。また、言語設定で英語を選択している場合は、シフトキーが押されている時に文字をタップすると、「Caps A」のように発声されるので、より正確に把握することができる。

「設定」→「一般」→「キーボード」で、「Caps lockの使用」が有効になっている場合 (デフォルトは無効) 、シフトキーを2度押すことでCaps lockがオンになり、もう1度押すことでオフになる。シフトキーを2度押すには、1本の指でシフトキーに触れた状態で、別の指で画面の任意の場所をダブルタップする。Caps lockがオンの時も、シフトキーをタップすると「シフト、選択されました」と発声される。

アルファベット以外の文字の入力

アルファベット以外の文字を入力する場合、最下段の左端にあるキーを押して、記号入力モードに切り替えて行う。このキーは、「その他、数字」というラベルがついているが、英語にしか対応していないアプリケーションを使っている時は「more: numbers」というラベルになる。ただし、日本語の合成音声でこの「more: numbers」を読み上げさせると「モア ヌンバーズ」と発音するので、慣れるまでは非常に分かりづらい。

「その他、数字」を押すと、最上段が数字キーになり、下から2・3段目にはよく使われる記号が配置される。下から2段目の左端、通常シフトキーがある場所には、「その他、記号」というラベルのキーが配置され、これはここで表示されている以外の記号を入力する際に用いる。そのキーの下には「その他、文字」というキーがあり、これを押すと元のアルファベットのキーボードに戻る。

キーボードの切り替え

日本語キーボードと英語キーボードの切り替えは、最下段の左から2番目に表示されていることが多い「次のキーボード」のキーを用いて行う。言語設定でユーザインタフェースに用いる言語が日本語に設定されている場合、日本語のキーボードと英語のキーボードを切り替えて利用できる。なお、言語設定で日本語または英語以外の言語に変更すると、その都度その変更先の言語用のキーボードがリストに追加され、後で設定を日本語に戻してもキーボードのリストにはその言語用のキーボードが残ったままになるので注意が必要だ。

キーボード・リストの編集

不要なキーボードを削除したり、言語設定を変更せずに他の言語用のキーボードを追加する場合、「設定」→「一般」→「キーボード」→「各国のキーボード」を選んで表示される画面を用いる。この画面で不要なキーボードのチェックを外し、必要なキーボードにチェックをつければよい。ただし、日本語の場合は日本語用に複数のキーボードがあるため、「日本語」を選ぶとさらに別のダイアログが出てくる。

日本語用キーボード

日本語用のキーボードとしては、以下の3種類が提供されている。

  • ローマ字入力用フルキーボード
  • 携帯電話風の入力を実現するテンキー
  • 絵文字入力用キーボード

「次のキーボード」を押すと、英語、フルキーボード、テンキーの順に切り替えられ、再度押すと英語キーボードになる。このキーを押した時に英語キーボードに切り替えられた場合は「English」という英語音声が聞こえる。フルキーボードおよびテンキーは、いずれも「日本語」という音声が出力される。 (絵文字キーボードについては後述)

フルキーボード

基本的には英語キーボードと同じ。イメージとしては、ローマ字入力設定のIMEをオンにした状態の英語キーボードである。英語キーボードとの相違点は、下から3段目の右端、Lの右に長音符 (「ー」) を入力するためのキーがあることだ。ただし、このキーはタップしても特に何も発声されない。 (他のキー同様、小さなクリック音は出るので、キーをタップしたことは認識できる。)

テンキー

一般的な日本の携帯電話の入力方式を実現するための、横3列、縦4行のキーを中心としたキーボード。これらのキーの左右にもいくつかキーがある。左側には、上から順に、「?」、「?」 (この二つにはラベルがついていない) 、「シフト」、「次のキーボード」のキーが並んでいる。右側には、上から順に「削除」、「スペース」、「改行」が並んでおり、改行のみ縦長で2行分の高さがある。

入力は携帯電話と同じで、たとえば「う」を入力したければ、電話のダイアルパッドでいう「1」のキーを3度タップする。VoiceOver利用時には、このキーを1本の指で触れながら、別の指で画面の任意の場所をトリプルタップする。

電話のダイアルパッドの※と♯の部分のキーの正確な役割は分からない。※は濁音と半濁音の入力時に使用できるようだが、それ以外に機能があるのかどうかについては不明。

このキーボードでは、キーをタップした際の音声出力が全体的に分かりづらい。まず、ダイアルパッドの1~9および0については、「_A_ (アンダースコア エー アンダースコア)」、「_ka_ (アンダースコア ケー エー アンダースコア)」といった読み上げがされる。また、※については「アンダースコア アンダースコア ボイセット アンダースコア アンダースコア」 (と聞こえる」、♯については「アンダースコア アンダースコア」と発声される。

ただし、このキーボードは横に5列とキーの数が少ないため、特にiPhoneを縦置きにして使っている場合には、慣れればフルキーボードよりも操作しやすいと感じる人もいるかもしれない。

絵文字キーボード

絵文字キーボードは、デフォルトでは利用しない設定になっているので、使用したい場合には手動で追加する必要がある。また、有効になっていても Email(I) (i.softbank.jpのメール) の編集画面およびMMSの編集画面のみで利用できる。ただし、このキーボードについては各キーにラベルがついていないため、VoiceOverで使用することは不可能だと思われる。

絵文字キーボードが有効な設定で絵文字キーボードが利用できる状況においては、英語キーボードで「次のキーボード」を押すと絵文字キーボードが現れる。ここで「次のキーボード」を再度押すとローマ字入力用のフルキーボードが現れるわけだが、絵文字キーボードにおいては「次のキーボード」のキーにラベルがついておらず、単に「ボタン」とのみ読み上げられることに加えて、その位置も最下段の左端なので注意が必要だ。

絵文字を入力したい場合、絵文字に変換されるキーワードをフルキーボードまたはテンキーから入力して変換することで、ある程度は可能かもしれない。漫画家の野間美由紀さんが調べて公開されているiPhone 絵文字変換キーワード一覧に網羅されているようだが、残念ながらすべてが画像になっているため、詳細は分からない。

日本語の入力

入力時も1文字ずつの読み上げの際も詳細読みは一切行われないため、VoiceOverを利用して全く間違いのない日本語入力を行うことは不可能だと考えるのが妥当だろう。ただし、自動修正を活用することで、ある程度の日本語入力は可能である。

フルキーボードまたはテンキーで、文字の入力直後に改行キーを押すと、その文字は平仮名で確定される。改行キーではなくスペースキーを押すと変換が行われ、改行キーを押すと確定される。iPhoneの日本語入力では入力内容をある程度解析しているため、眺めの文章を入力してから変換した方が適切な変換が行われるという話も聞く。

かなで入力すると、そこまでで入力された文字から推測された変換候補が表示される。この時、1本指で上下にフリックすると、これらの候補を読み上げさせることができる。直前に読み上げられた候補で確定する場合にはダブルタップする。この推測変換をうまく利用することで、誤変換を少なくすることができるのではないかと考えられる。